|
|
|
経営者の生命保険活用術 |
2005/12/08(木) |
|
|
|
高額な法人税を支払うことなく税引前利益を貯蓄できる方法とは!?
--------------------------------------------------------------------------------
●経営者ともなると、収入はサラーリマンより何倍も多いのが一般的です。
しかし、抱えてるリスクもその分高いんです。
もし、経営者の身に万一のことが起これば、以下のような事態が考えられるでしょう。
・金融機関からの借入金の返済請求
・金融機関からの借入金利の引き上げ
・取引先からの手形のサイト短縮の要請
・従業員の給与支払遅延
また、大切なお客さんに多大な迷惑をかけることになるかもしれません。
残された家族や従業員は死活問題にもなりかねません。
残された大切な人たちのために、困らないだけのお金を生命保険
で準備する。経営者としては今や常識となってるんですね。
しかし、生命保険が役立つのは万が一だけではありません。生命保険が資産形成
に極めて効果的ということが意外と知られていないのです。
そんなわけで、生命保険を活用した資産形成についてお話します。
--------------------------------------------------------------------------------
●最近、私の周りではこんなことをよく耳にします。
「稼いでも稼いでも、会社にお金って残らないよな〜。」
このお気持ち、すごくわかります。
日本の法人課税の税率は世界一高く、利益の約40%を税金として払わなければ
いけません。さらに税金は会社で払うだけでなく、社長に払われた給料にも掛かります。年収1,800万円を超えると所得税率は最高の37%になり、住民税を入れると、何と50%も税金を払わなければいけません。
●このような状況で、何の節税対策も打たなければお金を残すのも一苦労です。そこで、生命保険を活用するんです。
生命保険は会社で加入する場合、経費で落とせるのはご存知ですね。
(種類によっては、資産計上のものもありますが。)
従って、利益が上がってるときに生命保険に加入すれば節税効果が生まれます。
(例えば、1,000万円の利益がある場合、約400万円の税金を払うことになりま
すが、1,000万円の保険に入ることで、400万円の税金が節約できるということ
です。)
●しかし、いくら節税と言ってもキャッシュが残らなければ意味がありません。ここで、どんな保険に加入するかということが問題になるのです。
多くの経営者が、営業マンに言われるままに加入するものですから、経費で落とせてもキャッシュの残らないような保険に加入しているケースもよくあるのです。
しかし、全額経費で落ちて、かつ、解約したら90%近くが返戻金として受け取
れる保険があるのです。これってスゴくないですか?
●ここで、賢い経営者ならもうお分かりだと思います。
多くの会社では、会社の業績が上がり、利益が上がってくると、役員報酬を
上げて調整します。なぜなら、役員報酬は経費ですから。会社で利益として
残すより、社長個人の給料で払ったほうが得と考えるからです。
しかし、社長が個人で受け取るときは、所得税、住民税がかかります。
先ほど申し上げたように、日本の場合、1,800万円を超えると
所得税、住民税合わせて50%も税金で払わなければいけません。
ということは、同じ経費なら90%近く返ってくる生命保険のほうがいいですよね。
こんな簡単なことですが誰も教えてくれません。
●あと、この保険に加入する場合注意しなければいけないことがあります。
それは、解約のタイミングです。
保険を解約すると会社に解約返戻金が入ってきますが、これは会社の収益とみなさ
れますので課税されることになります。
じゃあ、どっちにしても税金で持っていかれるんじゃないか・・・
と思われるかも知れませんが、ここで重要なポイントは、そのお金の使い方です。
例えば、社長や従業員の退職金として支払った場合、税務上適正額であれば
全額経費として認められます。
また、会社が赤字であれば何の問題もありません。
むしろ資金繰りとして、解約金が大いに役立つことでしょう。
要するに、解約のタイミングと、お金の使い方さえ考えれば大丈夫ということです。
というわけで、生命保険を活用した資産形成。できる経営者はやってます。
是非、皆さんも、生命保険を上手にご活用してみてください。
●もちろん、当社でも御社の生命保険に関するコンサルティングをさせていただくことが可能です。 |
|
|
|
file missing
file missing |
|
|
|
|
|
|