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3分間マネー講座 ペイオフ対策について |
2005/12/09(金) |
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1.ペイオフって何?
平成17年4月より、当座預金や利息のつかない普通預金は「決済用預」として全額保護されますが、定期預金や利息のつく普通預金などは、1金融機関につき預金者1人当たり、元本1000万円までとその利息までしか保護されないという制度のことです。
段階的にすすんできているのでもうこの言葉もかなり聞き慣れた方も多いかとおもいます。
2.“私は1000万円もないから関係ない”はほんとに大丈夫?
銀行がペイオフ方式をとった場合、元本1000万円までとその利息は保護されますが、一時的に凍結される可能性もあり、預金を引き出そうにも引き出せない可能性もでてきます。1000万円ないからといって他人事はありません。自分が利用している銀行の財務状況には常に目を光らせましょう。といっても苦手な人もいるでしょうから、悪いうわさが出てくればささっと自分の預金を引き上げるくらいの気持ちは必要かも。
3.決済性預金なら全額保護されるのですか?
決済性預金とは、当座預金や利子のつかない普通預金です。この口座を作る場合少し手数料も必要な場合もあるようですが、安全確実、利子がつかなくても絶対に減らしたくない方はこの口座を利用してください。この口座は全額保護されます。
4.ペイオフを乗り切るためには?
今までのようになにもしないでいいのでしょうか?もしインフレが起こった場合、預金はどんどん目減りしていきます。なにもしないこと、しようとしないことが今後はリスクになる可能性もあります。1000万円以上お持ちの方はぜひ銀行口座の分散を!1000万円もないわ!という方も今はチャンスです!すでに今まで利用していない銀行に預け替えたり、ネット銀行を利用したり、新しい金融商品を買われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この機会に金融資産を見直すことを考えてみましょう。今、各金融機関ではいろいろな金融商品をラインナップしています。自分にあったものがきっと見つかるはず!リスクをとるってことは“元本が減る可能性もある”ってことですが、必ずしも元本が減るってことではないのです。大きな可能性も含んでいるのです。
5.見直しのための提案
株はちょっとリスクが大きすぎるのと手間がかかるので外貨から始めてみてはいかがでしょうか。ドルかユーロなら馴染もあるし、日本の金利よりも高い金利が得られます。ただ気をつけないといけないことは為替リスクでしょう。いくら金利が高くても買ったときより円高になれば損が出てしまうこともあります。外貨は円高の時に購入して円安で売ることが基本です。ぜひ余裕資金で少しずつはじめてみましょう |
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