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セカンドオピニオンサービス |
2010/09/27(月) |
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セカンドオピニオンの正しい目的と上手な活用法
最近、日本にも普及してきたセカンドオピニオンは、ベストな治療を選ぶための手段。上手に活用するためのコツや注意点をお伝えします。
がんの定義と治療費注意事項
米国などでは、がんに対して、手術でがん細胞を切除して治療するのか、放射線治療を行っていくのかなどの判断を、患者がセカンドオピニオンをとって複数の医師の意見を聞いて判断することが当たり前になっているそうです。
日本でも、最近、徐々にセカンドオピニオンが認知されはじめており、以下セカンドオピニオンの意味と、その上手な利用法について整理しました。
セカンドオピニオンは「納得いく治療のための意見」
セカンドオピニオンは、直訳すると「第2の意見」で、「主治医以外の医師の意見を聞くこと」と言われます。
決して医師を変えたり、主治医に相談しにくいことを別の医師に聞いたり、ましてや主治医の評判を別の医師に聞いたりするためではありません。本当の目的は、患者にとって最善と考えられる治療を、主治医と患者とで判断するためのもの。そこを勘違いしないようにしたいものです。
安心して治療法を選ぶためにセカンドオピニオンを活用しよう
患者にとっては、治療法の選択肢が広がり、納得して治療に臨むために役立つセカンドオピニオンですが、医師にとってもメリットがあると言われています。
よりよい治療に向けて患者の理解を深め、信頼関係を築けること、さらに誤診や見落としを防ぐ効果もあります。
ですから、本当に患者のことを考えてくれる医師は、セカンドオピニオンをとることに前向きと言われ、患者側も「主治医に失礼ではないか」と心配する必要はないのです。私たちも主治医との信頼関係を築くために、上手に利用できるポイントを押さえておきましょう。
セカンドオピニオンを上手に活用するために注意したいこと
セカンドオピニオンは、病名を診断されてから、最初に治療を受けるまでの間に利用するのがもっとも理想的と言われます。それは、一度治療に着手すると白紙に戻すことが困難だからです。仮にセカンドオピニオンをとるのに数週間かかったとしても、診断後の数週間で治療に悪影響を及ぼす事態になることは少ないと言われています。
また、セカンドオピニオンは、患者に隠れて家族がとるようなものではなく、患者本人、または患者本人と家族がとりにいくのが原則です。それは、患者に隠れて行動して、本人の気持ちを傷つけたり、後でトラブルになることを避けるためです。
このようにセカンドオピニオンを正しく賢く利用できるためには、流れを知って、準備することが必要だと思います。 |
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