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マーケテイングを考えてみよう! |
2005/10/17(月) |
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学習法1.あなたの購入動機を知る
あなたの周りにある、これまで購入してきた商品を見渡してみましょう。そして、それぞれについてその商品を購入した理由を考えてみることです。
- どうしてその商品を購入したのか?
必要だったから?純粋に欲しかったから?
- どうやってその商品を知ったのか?
宣伝で知ったから?自分から探し求めて?
- お店(サイト)をどうやって見つけた?
DM?検索エンジン?広告?
- どうしてそのお店(サイト)で買ったのか?
安かったから?信用できると思ったから?
と、このように考えていくと、それぞれの商品カテゴリーごとに、購買動機・行動が異なることがみえてきます。
そうすると「あぁ、自分はこんな風に商品を購入しているんだな」ということがわかります。そうするとお客様に何かを販売するときに、そのマーケティングはどうすれば喜んでもらえるか?というのが見えてくるんですね。
これは机上の空論や学者の理論とは異なり、あなたの実際の行動パターンから見えてくる本物の消費者の購買行動ですから、大いに参考になる方法ですよ。
学習法2.日常のマーケティングにアンテナをはる
日常生活していると、本当にたくさんの情報があなたに送られてきます。DM、新聞広告、ラジオ・テレビ、eメール、バナー広告、電車の中吊り広告、雑誌の見出し・・・・
数え上げればきりがありません。
これを普段何も意識していないと、それは何の意味もなさないのですが、ちょっとだけ自分のこととしてその広告を見てみてはどうでしょう?
電車の中吊り広告を見て、自分が一番注目した見出しは何だったか?どうしてそれが氣になったのか?自分だったらその見出しをよりよくするためにどういう見出しにするか?
それから、何か特典やクジをキャンペーンとしてやっているとしたら、この特典によりこの会社は何をねらっているのだろう?もちろん、損をするような特典の提供などないわけですから、この特典のオファーによって、どこで儲けようとしているのか?と考えてみることです。
広告というのは、その広告を担当した人、広告会社でも「できる」と言われている人が担当しているわけです。
なので、その優秀な人から学ぶことのできるすばらしいチャンスなのですね。
この生のマーケティング教材を利用しない手はありませんよね。
学習法3.ドラマや映画からヒントを得る
ドラマや映画を観るときは、常にその物語の先の先を読むようにして観るようにしてみるといいですよ。
映画監督は、観客に飽きられずにどんどんどんどん物語に引き込むように展開を編集しています。つまり、観客に喜んでもらうための工夫がその中にふんだんに仕掛けられているのです。
私の場合、ドラマを観ながら「この先、こうなると思う!」などと言うものだから、夫がちょっと迷惑そうですけど・・・
この観客を喜ばせる、飽きさせない工夫というのは、商売でも同じです。お客様にいかにして喜んでもらうか?これが商売の鉄則ですものね。
モノを売るという行為にも、物語が必要なんですね。
学習法4.演出に注目する
映画の何氣ないワン・シーンにも、マーケティングで使えるテクニックがあったりするのでビックリです。
アメリカで有名なマーケッターにジェイ・エイブラハムという方がいます。
彼が実際に映画のワン・シーンをマーケティングに使った例を紹介しましょう。
マトリックスという映画ご存知ですよね?
革命の指導者であるモフィアスが、ネオ(映画の主人公)にコンタクトをとった方法を覚えていますか?
そう、ネオがオフィスにいるときに宅急便が届きます。そして箱を開けると携帯電話が入っていました。そうするとおもむろにその携帯電話が鳴ります。
電話にでると相手はモフィアスだったわけです。
これが実際のビジネスの世界でつぎのように使われました。
ある中堅の広告代理店が大手クライアントにアプローチしようとしていました。そのクライアントは、ワンマンの社長が広告を仕切っています。
その代理店は、何度もクライアントにアプローチし、社長に会おうと試みますが、どうしても相手にしてくれません。電話を取りついでくれないのです。
そこでジェイがコンサルタントとしてその代理店に提案した方法は、中学生くらいの子供に宅配物を持たせクライアントに運ばせました。
受付嬢は、相手が中学生なので氣を許しています。その子供は、自分が運んだ宅配物が確実に社長に届いたことを知りたいと受付嬢に言うと、その受付嬢は社長に宅配物が届いたかを確認してくれました。
これを聞いた宅配の子は、代理店の担当者に電話を入れます。
そして・・・
わかりますよね?
代理店の担当者は、すぐに携帯電話を使って無事社長と話をすることができたというものです。
どうですか?パワフルでしょ?
このようにマーケティングを学ぼうと思えば、いくらでもそのやり方はあります。何も本を購入したり、セミナーに参加することだけじゃないんですね。
あなたの周りにマーケティングのヒントはゴロゴロしているのですから。
最後にもう1つマーケティングを学ぶ上でとっても重要なポイントとその学習法をお教えしましょう。
それは、買い物を好きになることです。
何も自分が買い物をするだけではなく、他人の買い物についても興味を持つことです。
友人や家族が買い物に行くのであれば、それについて行くようにしましょう。
そして、友人が商品を手にしたり、カゴに入れる行為をしっかりと見ていてください。それから時折尋ねてみてください「どうしてその商品を手にしたの?」と。
それから、デパートや商店街に出かけて、人が買い物するときの行動を観察してみるとおもしろいですよ。
どのお店に人がよく集まるのか?どこに並べてあるどの商品に人が関心を抱くか?
そして、どの人が実際に購入するか?つまり、どの人がお客様になるのかを言い当ててみてください。
買うお客、買わないお客がわかるようになったらすごいし、面白いですよ。 |
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