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昨日の続き です 最後になります |
2005/10/24(月) |
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3つめです!
事業を運営する者である限り「儲け=利益」を出さなければならないのは当然のことです。
でも実際の現場では、この「儲け」を軽く考えてしまっている人が多いのも事実です。
しかも、この「儲け」を甘く見るのはマーケティングの分野で、よく見受けられます。
集客するには、そのための施策が必要なのは言うまでもないですね。
そして、その施策として広告宣伝が第一に頭に浮かびます。
どんなにお金にうるさい経営者でも、この広告宣伝をしないことには、集客できないことを知っています。
だから、広告を出す前は、スタッフや広告代理店に対し、実績や期待できる投資効果をうるさく聞いてきます。こんな経営者を納得させる方法は、とても簡単。
それはディスカウントです。ディスカウントの申し出を受けると、お金にうるさい経営者は喜びます。そしてあわよくばと思い、もう少し値切り、満足いく金額になったところで、契約します。
何のことはありません。お金にうるさい経営者は、単なるケチなだけなんです。通常、100万円もする広告が、10万円になったら、「いっちょやってみるか」となります。
同じ広告で最初から10万円のものであれば、絶対10万円ではやることはないでしょう。
もう、お分かりですよね?
大切なのは、投資する金額ではなく、回収できるお金です。その回収できるお金が、投資額を1円でも上回るかどうかが重要なんです。
大切なのは、必ず「儲ける」=「利益を上げること」です。回収金額が投資額を上回ることです。
すべてのマーケティング活動、施策は、この「儲かる」ことを前提に行わなければいけません。
「そうは言っても、儲かる、儲からないなんて、やってみなければ分からないよ」そう言われるかもしれません。
そこで、1つとても重要なことをお教えしましょう。
それは、「『運』ではなく『可能性』に賭ける」ということです。
物事は、2つの性格に分かれます。1つは「運=Luck」であり、もう1つは「可能性・確率=Probability」です。
「Luck」は、自らがコントロールできないこと。例えばギャンブルのような賭け事や宝くじです。
これに対し「Probability」は、自分がコントロールすることができる、成功の確率を高めることができるものです。例えば、試験です。試験に合格するために、勉強しないのと、一生懸命勉強するのと、その合格の確率はどちらが高いか言えますね。
勉強しなければ、試験に落ちる確率が高いけれど、勉強することで合格する確率は高まります。
だから、皆一生懸命勉強するんですよね。
経営者として、何か事にあたるとき「運」がその結果を決めるようなものは絶対に避けなければなりません。経営者が事に当たる時、それは上手くいく「確率」のあるものであり、その確率を上げるための準備をしっかりとやることを前提としなければなりません。 |
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