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心配りを実践するとき・・・ |
2005/11/05(土) |
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心配りを実践するとき、どうすればいいか?
それは、とってもシンプルなことなのですから。
心配りの実践・・・・、それは「相手を喜ばせてあげること」です。
そのためには、相手が喜ぶ顔を見たいと思うこと。
相手が喜ぶと、自分も嬉しいです。
「相手が喜ぶと、自分が嬉しい?」
そうです。
たとえば、赤ん坊に対してどうでしょうね。
赤ん坊ってとってもかわいいじゃないですか。
だから、自然とこちらもニコっとしちゃうよね。
そして、赤ん坊を喜ばせてあげようという氣になるでしょ?
ときには、顔に手を当てて、とんでもなくこっけいな表情をつくったり。
それから、どこからでているんだと思えるような、やさしい声音で、声をかけたり・・・
それでもって、赤ん坊がニコっとかキャッキャッと笑うと、と〜っても嬉しくなる・・・・ね?
どうしてでしょうね?どうして赤ん坊を喜ばそうとするのでしょうね?
そうやって考えるとね。
1つあきらかになることがあります。
それは、相手に好意をもつことなんだと。
相手に好意をもつと、相手を喜ばせようとするんですよね。
赤ん坊の場合もそうだし、恋人に対してもそうだし。
商売人が、お客さまに心配りをする。つまりお客さまを喜ばせようと思ったら、お客さまのことを好きになればいいということ。
では、どうやってお客さまのことを好きになれるか?
それは、相手のことをよく知ることだと思います。
「相手を知れば、好きになれるんですか?」
絶対ということはないけど、わたしの回答は、はい、相手のことを知れば好きになれます。
例をあげましょう。
映画で、ときにヒーロー、ヒロインが強盗だったり凶悪犯といった設定のものがあるよね。
ストーリーの中で、たくさんの人を殺したりして・・・。
これが実際の話であれば、ニュースでそのことを知ると、犯人が早くつかまればいいのに、とか犯人が死んじゃえばいいのに・・・なんて思うのが普通です。
でも、映画だとそうじゃありません。
主人公の悪人(?)に、どうにか逃げ延びて欲しいという思いをもつのではないでしょうか?
どうしてか?
それは、映画の中で、ずっと主人公の足取りを追っているからなのです。主人公が犯行に及ぶ過程を知るからなんです。
主人公が育った環境、犯行に及ぶ理由などを知るなかで、いつしか主人公に情がうつるんですよね。
そして、凶悪犯であっても、主人公を応援したくなるのです。
さて、相手のことを知るには、コミュニケーションをとらなきゃいけません。
だから、お客さまのことを好きになるためにも、コミュニケーションは頻繁にとるのが大事なんだね。
商売で成功したければ、「お客さまのことを好きになりなさい」とよくいわれますね。
それは、コミュニケーションをちゃんととって相手のことを知ることなんですね。
これは、何も商売だけの話ではありません。
人生でも同じです。
よい人生を送りたいなら、他人を愛すること。他人を愛するには、相手をよく知ること。よく知るには、よくコミュニケーションをとること。 |
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