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■「文章を書くこと」の効用はさまざまなところで謳われていますが、
その真の効用は、継続して実行した人でなければ分からないのでは
ないかとも思えます。
千万の言葉を連ねても語りつくすことができないほどの収穫を、
文章を書き続けることで、私は得ることができました。
■思いを活字にして連ねれば連ねるほどに、自分の思考がより
具体化してきます。
欲しいものが明確になってきます。
またそのために必要なものが可視化されます。
自分が何を求めているのか、どこを目指しているのかといった
曖昧模糊(あいまいもこ)とした将来も、より緻密(ちみつ)な、
色彩を帯びたビジョンとして眼前に広がってくるのです。
■その感覚はまるで、数千段もあろうかという石段を、一歩、また
一歩と登っていく旅行者の心持ちに似たものといえましょうか。
石段の一段一段は、たいしたことがないように見えます。
ところが延々と続く、果てしのない道のりを一歩ずつ歩みを進めて
いくことで、目指すべきものが見えてきます。
しばらく歩いて、歩き疲れ、汗をぬぐいつつ振り返り見ると──
そこには驚くべき光景がひろがっています。
これってあるある!! |
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