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ギフトと経営のリアリズム |
2007/09/02(日) |
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最近いろんな方よりいろんなものを受け取る(ちょっとへんな言い方かもしれないけど)
機会に恵まれている
いい良書を紹介してくれたり、いい音楽JAZZを提供してくださったり
お手紙をもらったり、仕事上でもいっぱいきづきという
ギフトをもらっている気がします。
さていつもお世話になっているメンターの方から
会社は頭から腐るをご紹介いただいて、
いま拝読しはじめたばかりです。
いきなりノックアウト状態になった文章があるので
それをご紹介したいです
危機的な状況を描いた映画や小説は少なくない
しかしわたしたちの目はついついそこで超人的な
活躍をする高潔なヒーローに向いてしまう
ドラマ的にもそいった個人に光をあてたほうが
盛り上がる
しかし現実の危機において
真のドラマをこうせいするのは
そのなかに身をおく無名無数の関係者たちであり
彼ら彼女らの相互作用によって全体としてのドラマが展開される
経営危機においても
とにかく自分の名誉と財産を守りたいひと
なかまのことはどうでもいいから早くこの場を逃げ出したいひと
逆に生活を守るためには、断固として会社にしがみつきたいひと
あるいはほんとうは逃げ出したいが、
なかまから後ろ指をさされるのがいやで
優柔不断を繰り返すひと
この危機を自分にとってはチャンスに変えようという野心家
いろいろな思いが交錯し、また余裕がない状況では
隠し切れない本音が各所で衝突をおこす。
昨日までかっこよさげに説教をしていたおじさんが
突然あれやこれやといいわけを並べたて好条件の競争相手に
転職していく
他方でさして目立たず、
日ごろは高学歴の管理職オヤジどもから定着率がわるくて
こまるといわれていた女性職員が驚異的な粘りをみせて
現場をまもりきる。
人間性の現実は調子のいいとき、余裕のあるときは見えてこない
まさに!!
しかし普通の状態の会社でも
本当に利益がでるか、
競争相手に競りかてるか、というガチンコの局面では
人間は本性をさらけだすところまで追い詰められて戦っている
会社を構成するさまざまな人たちがどんなおもいで
どんな背景を背負って働いているのか
顧客や取引先がどんな動機づけで
ハラのなかはどうおもってわれわれとつきあっているのか。
平時有事をとわず、そこのかかわる人々が根っこのところで
どんな気分、どんな動機付けで仕事をしているのか!
その気分、動機づけと会社が全体として
目指そうという方向性はかみ合っているのか
表面的な組織制度や人事報酬制度よりも
もっと底流の部分でそれを理解することが重要とかいてある
そして頭でっかちのインテリエリート(笑)もどき?の自分たちが
いかにそれを理解していなかったか!!
なんだかどんどん深みにはっまっていきますね〜!!!
今日は向井さんのセミナー、
高知新聞社の方も取材にきてくださるとのこと!!
どんな講演でしょうか!
いまからわくわくどきどきしています♪ |
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