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心理カウンセリングの話
人の心の割合って意識が5％、無意識が95％なんだって。
意識が5％っていう時点で、まずびっくりだよ〜(´Д⊂
その5％と95％のあいだにはね、フィルター（超自我）があって、
育ってきた中でいろんな規制をかけてくれるようになるんだって。
例えば、人を殺してはいけないとか。
人を殺したいと思っても超自我が発達して規制をかける。
心は無意識の中の欲望と戦ってバランスをとっている。
人に対して、怒りや不安など、誰でも持っているものを
抑圧できなくなると爆発して犯罪行為となるらしい。
でもそれでは社会人として生活できないから。
認知できないものや忘れたいことを無意識の中に落としている。
自分が壊れないようにするための自己防衛規制なんだって。
その抑圧されたものが、いつしか95％の無意識の中に落ちてきて。
形を変えて夢に出てきたりするらしい。
それでフロイトの夢判断とかでわかるという説もあったらしいけど。
フロイトの娘、アンナ・フロイトは
その自己防衛規制には13をパターンに分けた。
1．抑圧 ・・自分の中に貯める。
2．逃避 ・・空想や病気に逃げ込んで嫌な事を忘れる。
3．退行 ・・人形を持ち歩くなど、子どもに戻ってしまう。
4．置き換え ・・対象を本来のものと変える。
旦那への怒りなのに子どもに当たるなど。
5．昇華 ・・他のものに打ち込んで忘れる。
思春期の性衝動をスポーツに打ち込むなど。
6．反動形成 ・・本来の意義と反対の行動をとる。
本当は憎らしい人に優しくあたるなど。
7．補償 ・・劣っているものを他のもので補う。
モテないから仕事に打ち込む人間になるなど。
8．取り入れ・・憧れのスターと同じものを持つなど。
9．同一化 ・・悲劇のヒロインやヤクザ映画の主人公になるなど。
10．投射 ・・自分の中の認めたくないものを相手に投射する。
自分が不倫してると、妻も？と疑うなども。
11．合理化（正当化）・・現実じゃない、あって然るべきと正当化する。
大学受験に失敗して、あんなとこ入りたくなかったなど。
12．打ち消し ・・なかったことにする。
13．隔離 ・・人は人、自分は自分と考えて自分を殺す。
トラウマ・PTSDはこれ。
このいずれかで認知することは、守るべき心の作用。
人間としてあってあたりまえなこと。
何かしらの自己防衛規制が働くから、自分が自分を助けてくれる。
本当にショックなことがあると、私は現実から逃避する。
ショックなことがあったのかも忘れてしまう。
人間の心って、そんなに簡単には破壊しないと思うんだけどね。 |
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