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という言葉がある。
これはなにかを探しているときに
探しているものとは別の価値あるものを偶然に見つける能力のこと
もともと
イギリスの作家ホラスウオルポールが１９５４年に友人にあてた
手紙のなかでつかった造語であり
一般的には
たとえ失敗したとしても
そこから学びとることができれば
大きな成功に結びつくという一種のサクセスストーリーとして
語られることがおおい
たとえばノーベル賞を創設した
アルフレドノーベルはまさにセレンデテイピテイの具現者であった
ノーベルは不安定な液体爆弾を安定化させようと
苦労を重ねていた
しかしなかなか成功しない
ところがある日ニトログリセリンが固まっているのに気づく
容器の周囲にあった珪藻土が安定剤として
機能したのだ
ダイナマイトの製造法のヒントをつかんだ瞬間だった。
偶然の出来事をコントロールすることはできない
しかし、偶然の出来事が起きるようなチャンスを増やすことはできる
それにはまず行動すること
ただし行動するだけでは不十分である
注目すべき
出来事がおこったときに
それを見逃さないような感受性を備えていることだ。 |
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