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よい人間でないからよいことを書く |
2009/06/01(月) |
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平成進化論の鮒谷さんの文章です
私はよく、
「メールマガジンを書くといいですよ」
と人にすすめることがありますが、
すると、こんな反応をいただくことが
少なくありません。
「そんな、私は立派な人間ではありませんから、
いいことなんて書けないですよ」
「人格者ではないので、人が感心するような内容に
できないです」
「そんな能力はとてもありません」
なるほど、その気持ちはわからないではありません。
でも私は、そうではないんじゃないかとおもうのです。
■とかく、外部に情報発信するなんていうと、
大勢の人に対して言葉を発するのだから、
よほど、できた人でなければならないにちがいない、
と勘違いされることもあるかもしれません。
しかしそれはほんとに大いなる勘違い。
■ちなみに私は(いうまでもありませんが)
立派な人間でもなければ、勤勉な人間でもありません。
ちょっと時間ができると、すぐに怠けてしまいます。
必要以上の仮眠をとってしまったり。
おもわず人の悪口を言いたくなることだってあります。
これをやれば健康によい、とわかっていることでも、
なかなか習慣化できなかったり、
各分野の専門知識なんかも持っているわけでは
ありません。
■しかし、そんな自分に時に嫌気が差しても
書き続けられるのは、
「こんな情けないな自分だからこそ、いいことを
書きつづけなければ」
と意識しているから。
人格者じゃないので、能力がないので、と
そこで尻込みしてしまうのではなく、
こんな私だからこそ、背伸びした文章を書こうと
おもっているのです。
■自分を完全に制御できているから人の模範と
なるような言動がとれるのではなく、
制御できないから、つねに自らに言い聞かせるために
よいことを言い続けなければならない。
また書き続けなければならないとおもっています。
ですから、一般的に思われているのと、順番が真逆。
■ちなみにこれは、いうまでもありませんが
謙遜してそう言っているのではありません。
本当に自分はそういうものだとおもっています。
そして、こんなことを言ったら怒られるかも
しれませんが、
おそらく99パーセントの読者諸氏も、失礼ながら
ご同類なのではないでしょうか。
(ちがっていたらスミマセン)
■このような私でも、活動を休止することなく、
動き続け、勉強し続けることができているのは、
(自分なりに)立派なことを書き続けようとおもっているから。
それによって自らを鼓舞し、
また、他者に言うことでそれが跳ね返ってきて、
自分を律していくわけです。
■あなたも、人と話をするとき、
あるいはブログやメルマガ、日記などを
書いているとき、
ぜひ自分を縛るために、「いいこと」を話し続ける、
そして書き続けてはいかがでしょうか。 |
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