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| あなたはこしあん派？それともつぶあん派？〜手結山の御茶屋もち〜 |
2005/09/29(木) |
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お餅と共に歩み続けた１６０年の歴史
夜須町の街中を過ぎて手結山（ていやま）のトンネルの手前にあるのが澤餅茶屋。
現在の店より少し山の方に山内侯の御殿があり、そこの御殿番さんが分家して、お餅をつくったのが始まり。それが第十二代将軍家慶、天保８年（１８３７年）のこと。それ以来、手結山お餅として代々受け継がれてきた。飾り気は全くないが、廻りの木立と店の外観が妙にマッチして、ノスタルジックな雰囲気をかもし出している。
店のご主人澤誠一さんは六代目店主。お餅のようなほくほくした笑顔で、応対してくれた。「毎日ちょっとしか作らんきねえ」。営業時間は決まっているが、お餅がなくなってしまうと営業時間中でも早く閉めてしまうという。
ニッキ風味の澤餅茶屋の味は昔と変わらない。念入りに仕上げたお餅の中にはあくのない上品なあんこ。餅がちゃんと呼吸できるように木の皮で包んでくれるのが嬉しい。
土地に根ざし、すっかり名物となった手結山の澤餅茶屋。現在も変わらず、くる日もくる日もお餅を作っている。たゆみない年月の歩みに感動する。
一口ほおばれば口一杯に広がるニッキの香り。１６０年という歳月が詰まった餅を、昔の旅人気分で峠の茶屋の一服としゃれてみませんか。
こしあん派の私は、もう大好物のおもちなんです。
やわらかいんですよ♪
D A T A
【メニュー】
お餅１袋１０コ入 ６００円均一
【住 所】 香美郡夜須町手結１４６８
【電 話】 ０８８７５−５−２９４８
【営業時間】午前８時〜午後５時
（お餅がなくなるまで）
【定休日】 火曜日・第４水曜日
【駐車場】 有 |
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